2.深蒸し茶の製法”ここ”が違う!

 ここで、通常のお茶との製法の違いを説明します。
@お茶を摘みます。(ここは同じです)
 4月〜5月にかけて、お茶の新芽が芽吹いてきます。

歌で『夏も近づく八十八夜・・・(茶摘の歌)』とありますが、
これは立春から八十八夜という意味で、時期は5月初め頃であり、
お茶を摘む季節の目安、一番茶の最盛期になります。

 新芽は古葉とは違い、萌黄色(もえぎいろ)で、柔らかいです。
機会があれば、見て触って頂きたいです。
 静岡県まで足を運び、茶摘体験をしてみませんか!
 (次回のゴールデンウィークに是非!)

Aお茶工場(おちゃこうば)でお茶になります!
 刈られたお茶の葉はお茶工場へ運ばれ、地区毎に作られます。
最盛期では休むことなく工場が稼動し、近所はお茶の香りに包まれます。
 ちなみに、この地区は農協ではなく、茶農協なんですよ。

B蒸し工程(ここが違う!)
 刈られた茶葉は工場に到着すると、
まずは熱い蒸気で蒸して柔らかくします。

通常のお茶は、この蒸し工程が30〜60秒程度ですが、
深蒸し茶は、蒸し工程が90〜200秒程度になっています。

 この蒸す工程の目的は、茶葉をほぐし、お茶の成分が出るように
することであり、深蒸し茶はこの長い蒸し時間によって茶葉から
抽出される成分が通常のお茶に対し、より多くなります。

 何故長くなったのか?それは、追って、説明しますが、
 これが『深蒸し茶の秘密』です。(長く蒸したから、深蒸しですね)

C乾燥工程、揉み工程
 蒸した後に、乾燥・揉み工程が数回あり、完成します。
尚、よく見る普通のお茶は完成すると『葉っぱが丸まった状態』
であったり、『茎があったり』しますね。

それに対して、
『深蒸し茶』のお茶っ葉は特有の『粉砕された細かい葉』になります。
見た目は・・・。普通のお茶に負けるかもしれません。

それでは、何故このような製法の違いが生まれたのでしょうか?
静岡県を代表する『川根茶』と『深蒸し茶』を比較してみましょう!

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