4.製法の違いは茶葉に原因があった!(深蒸し茶)

さて、製造方法が違うのであれば、他の地域でも同じようにして、
深蒸し茶を作ればいいのでは!?

と思った方もいるのではないでしょうか。

それは・・・そうなのですが。深蒸し茶誕生について説明します。


深蒸し茶は『苦労して出来た、努力の結晶』なのです。

牧の原台地で生産された、お茶は他の地域と比較して、
非常に日照時間が長くなります。
その為、他の地域と比較し、新芽が厚くなります。

また、お茶の葉に含まれる『旨み成分のテアニン』ですが、
お日様が多く当たることで『渋み成分のタンニン』に変わってしまいます。

よって、他の地方と同じ製法(蒸し時間を短くし)で作ると
『新芽が厚い為に、カサカサで、渋みの多いお茶』になってしまいます。

そこで、この地域の人が注目したのが『蒸し時間』になります。

 蒸し時間がを長くすると、香りが減り、茶葉の見た目は悪くなってしまいますが、
渋みが減ります。そして、茶葉も柔らかくなります。
 そうです。深蒸し茶は味を重視した為に今の形になっているのです。

よって、
お茶の葉が薄く、蒸す時間が短く、香りが良いものが『川根茶』
お茶の葉が厚く、蒸す時間が長く、味が良いものが『深蒸し茶』
になります。

そう。太陽をいっぱい浴びて元気に育ったお茶からのみ、『深蒸し茶』は作られます。

では、この深蒸し茶!どのような効果があるのでしょうか!

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